国内製可搬式油圧パワーユニットは、エンジン駆動式のバッテリーを使用しています。対地電圧は150V以下の低圧であり、労働安全衛生規則に記載のある「漏電による感電の防止」(則第333条)には該当致しません。(また、オルターネータは油圧ユニットの一部にボティアースしており、油圧ユニットの底面が大地に接地することによってアースを兼ねています。)
労働安全衛生規則
漏電による感電の防止(則第333条)
電動機械器具で、対地電圧が150Vを超える移動式若しくは可搬式のもの又は水等導電性の高い液体によって湿潤している場所その他鉄板上、鉄骨上、定盤上等導電性の高い場所において使用する移動式若しくは可搬式のものについては、漏電による感電の危険を防止するため、当該電動機械防止用漏電遮断装置を接続することが義務付けられている。
ただし、接続が困難なときは、電動機械機器具の金属製外わく、電動機の金属製外被等の金属部分を、次に定めることにより、接地する。