バイブロハンマ工法技術研究会

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超高周波型バイブロハンマとは

超高周波型バイブロハンマは、昭和52年度から56年度にかけて実施された建設省総合開発プロジェクト「建設工事環境改善技術の研究開発」において、「基礎工事の騒音、振動対策工法及び機械の開発」という課題への取り組みの中で開発された杭打機です。
本研究成果を報告した「土木研究所資料第2152号」(建設省土木研究所、機械施工部・機械研究室、昭和59年10月)より抜粋し、研究成果の概要と当該機械の特長を以下に示します。

181127-1.png「土木研究所資料第2152号」・抜粋

上記のように、超高周波型バイブロハンマは、その開発思想から最高周波数が60Hzまで発揮できることと明確に定義されており、「日本建設機械要覧」(日本建設機械施工協会、2016年)では、さらに進み右のとおり定義されています。

181127-2.png

「日本建設機械要覧」・抜粋

何れにしても、そもそもの機械開発時の定義から、最高周波数が60Hzに達しないものは超高周波型バイブロハンマと呼ぶことはできません。